2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

恵方巻とやら

季節に合わせた催事は商人にとってみれば当然のことです。30年前に年がら年中酒が呑めるような歌がありました。毎月それぞれに酒を呑む理由があるという内容ですが、酒呑みにとってみれば理由など何でも良いが言い訳としては最高であろうという心理を突い…

有名人依存症

韓流ブームとやらは未だに根強く続いております。何を好き好んで、我が国の30年前の流行みたいなものを必死で追いかけているのかに対する疑問はあちこちで投げかけられておりますが、あの韓流とやらにわが亭主には失われてしまった、或いは元々存在しなか…

拉致被害者救出バッヂと偽善者

「救う会全国協議会」という組織があります。北朝鮮に拉致された日本人を救出するための会です。世間でかなり認知されているので、その会が資金集めと意思表示のために販売しているブルーリボンバッヂをご存知の方は多いと思います。私も背広を着る日はこれ…

まずいところに並んでしまった

生来、並ぶという行為が大嫌いです。子供が出来てからはいくらか緩和されましたが、それにしてもファミリーレストランなどでリストに名前を記入して待っているという行為は我慢できず、ちょっとでも混んでいると「他の店に行こう」などと言ってしまうものです…

受験生様が罷り通る

神様は大学入試センター試験が行なわれる日に雪を降らせるそうです。大学を受験し、最高学府の生徒となろうという選ばれし者には、七難八苦に耐え抜くことも必要であるからです。受験生はその日の為に寝食を削り、生きる楽しみを犠牲にし、その家族に至るま…

グルメって何ですか?

とある知人が何やら大変美味しいラーメンをご馳走したいと誘ってくださいました。ご馳走になるのは大好きですが、その方が仰るには「そのラーメンを食べたら他所のラーメンは食べられなくなるよ」とのことなので、丁重にお断り申し上げました。他所のラーメン…

オトナとつきあう・コドモとつきあう

今時の若い人の考え方が分からないと言いつつ、未だに大人になれずにおります。とはいえ、それは誰にでも共通することであろうと思います。年寄りとか若いとかの表現は常に相対年齢で考えられるので、どのような集団においての表現かによって変わるわけでし…

自己責任

米国がイラクへ侵攻したとき、我が国の国籍を有する「残念な人達」が何人か人質となり、メディアは賛否両論でしたが、自己責任なるものが問われた一時期がありました。日本国の法律としても、人間としてのモラルとしても、自国の国民が危険に晒されていたら国…

転職のススメ

それなりの大学を卒業し、それなりの企業に就職したのは約四半世紀前のことでした。面接の際、人事担当役員の方から「この会社に骨を埋める覚悟は出来ているか?」と質問されたことをぼんやりと記憶しております。当時は終身雇用というのが常識であり、就業経…

人に見せてはいけない行為

自宅から仕事場までが徒歩圏内、客先の殆どが市内という生活を送っているので、滅多に電車に乗る機会がありません。そんな私が先日、朝の通勤時間帯に大宮駅から新宿駅まで30分間の乗車体験をいたしました。毎日こういう電車に乗っていたのはかれこれ15…

母国語としての日本語教育のあり方

世の中ではなんとなく「日本語ブーム」という状態にあるようです。敢えて旧仮名遣いを当てはめたり、昔の表現を使ってみたり、はたまた事あるごとに四字熟語をこれ見よがしに使う人が増えています。その反面、実は最近の日本人は語彙数が減少しているようで、…

うましくにそあきつしまやまとのくには

舒明天皇が香具山に登って国見をされた際、詠ったと言われる我が国を良い国だという内容の詩の末尾の部分をタイトルにしました。その時代、日本の人口は私の想像ではせいぜい数百万人、さぞかし良い国であったでしょう。舒明天皇からおよそ百代の天皇家とい…

一億総愚民化計画

東京タワーが出来た頃を舞台とした漫画をベースにした映画が流行っているそうです。「三丁目の夕日」は、20年ほど前、少年時代の懐古に浸れる楽しい漫画でした。尤も、東京タワーが出来る直前の生まれですので、ほんの少しのタイムラグはあり、漫画の中には…

早期英語教育の必要性

中学校に入学し、初めて「英語」という教科を知りました。小学校の頃、同じクラスの子供達で何やら塾に通っていて不思議な言葉を勉強している連中がいたような気はしていましたが、これが英語というものであることに気がつくにはそれから暫くの時が必要でした…

金正日のメロン

9時代に駅の近くを通ると、パチンコ屋さんの前に長蛇の列ができています。その姿は昔から見かけましたが、大概暇を持て余した若者と余生を送っているであろうご老人、それも男性だけに限られていたと記憶いたしております。また、「新装開店」なるものは時と…

夢は必ず叶うとは限らない

成人の日だそうです。日本全国で振袖やら羽織袴やらの若者が闊歩している不思議な一日です。一部の若者が深更まで飲んだくれ、ご乱行に至る光景を毎年ニュースが報道しておりますが、大方の新成人の皆さんはお行儀良く成人式なるものに参列し、仲間とお酒を…

子育てってそんなに大変ですか?

サラリーマン時代の部下だった女性と十数年ぶりに再開いたしました。そこで浮いた話にでも発展すれば、それはそれで面白い記事でしょうが、全くそんなことはありえません。何しろ、彼女のご亭主は当時同じ会社の隣の部署におり、合同で行なった忘年会に起因…

最高学府を卒業した愚鈍な方々

職業に貴賎なしといわれておりますが、世の中では当然のように貴賎をつけております。未だに士農工商という考え方は失われておらず、医者、弁護士、議員の大先生の方々の一部には「○○さん」と呼んだだけで不機嫌そうな顔をされる方がおられます。私の父親は…