2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

疑惑の判定

ミレニアムオリンピックであったシドニーでの五輪大会、柔道の篠原選手が決勝戦でフランスのドイエ選手に敗れ銀メダルを獲得いたしました。当時、我が国のメディアは「疑惑の判定だ」「審判員のミスだ」と騒ぎ立て、中にはその時の主審、クレイグ・モナハン…

障害者様のお通りだ!

このテーマも以前に書いたものの焼き直しではありますが、最近あらためてその姿を見直したほうが良さそうだという話を何度も聞くものですから、ついつい書いてしまうことにしました。私が常に我が国のシステムに不合理を感じる「権力者」はこれまで「似非日の丸…

バカは繁殖力が強い

少子化が叫ばれております。とんでもない衣裳で鮮烈でビューしたという自爆行為ではありましたが、メディアの辛辣な評価を受けている我が尊敬する猪口邦子先輩が少子化対策大臣とかいう職につきました。そのポスト自体が一体どのようなものなのか私の脳味噌…

パパかオヤジか?(或いはママかオフクロか?)

我が家の子供は二人、この春、長男は中学校2年生、長女は中学校1年生になりました。「昭和の親父」を未だに引きずっている私は長女が小学校にあがったときから一緒に風呂に入ることは無く、当初「パパ、一緒に入ろう」と言われるたびに「お前と一緒に風呂に入る…

野放しの凶器〜自転車

我が家から仕事場まで1キロ強の道程を日々通っております。仕事場の近くに中高一貫校の私立学校があり、その通学生達のルートはちょうど私の通勤ルートと直角になります。しかも、彼等と反対方向へ、すなわち駅に向かっていく通勤の人々のルートも私のルー…

本当に巧いか?

このテーマは手を変え品を変え何度も語っているので食傷気味な方もおられるでしょうが、例によって昨今の流行り歌関連です。結局は世の中全体のホンモノを見極める眼が現在では天然記念物のように少なくなり、それに伴いメディアの質が低下し、評論家と言わ…

コギャルはババァのはじまり

自分が男であるからこのようなタイトルをつけたと思われた方もおられるかも知れませんが、男の場合はやはり「イケメンはジジィのはじまり」なのでしょうか。という疑問文から始めましたが、世の中の男女共同参画カルトの皆さんには見えない世界のことを考えて…

失われた俗文化〜春歌

この記事を書こうと思い、「しゅんか」と入力したところ、私のPCの辞書では「春歌」と表示されないようです。所詮は昭和時代末期までの下卑た宴会でメートルが上がってきた(これも「死語」と言われる表現ですが)頃、誰とも無く始まる俗文化であり、決して上品な…

中高一貫教育

中高一貫教育が大流行しています。元々、私立の学校で行なわれていたであろう事を公立の学校が真似し始めたというところでしょうが、高校受験というものが苦痛であるのでそれを避けることができるという不思議な考え方でそういう一貫校に子供を入学させよう…

素晴らしき商業芸術家達

子供の頃、芸術というものにはとんと縁が無かった記憶があります。父親は日教組で体育会の高校教師であり、週末も家にいたことがなく、母親は地方公務員の事務職で、当時は仕事を持ち帰り、休日もソロバンを弾いている家庭に育ち、クラスの仲間が音楽教室や…

入学式の主役

ここ数日、街を歩けばあちこちで入学式が行なわれています。「ランドセルが歩いている」ような子供達がおめかしをして母親に手を引かれつつ歩いている姿や初めて着た詰襟を窮屈そうにしている中学生、高校生の男の子、そして、昨今の流行では不気味なくらいに…

自らの名を名乗れない子供達

地域の柔道連盟役員をしているので年に6回、昇級審査会の御手伝いをします。それぞれ受審する級により異なりますが、私達の仕事は受審者を組分けし、数試合を行なわせ、その結果を柔道手帳に記入し、勝点数とその他の要素により昇級を認めるという流れです…

無知の恥

「無知の知」という言葉を使う方がおられます。自らが無知であることを知っていることが大事だそうで、確かに仰る通り、所詮、我々は知らないことのほうが多いわけです。そして知らないということを知っているからこそ尊いということで、ソクラテスの言葉であ…

国民投票に反対するのは何故か

改憲論議が華やかだったのは少し前のことですが、日本国憲法は今のままで良いか変更すべきかということがポイントであるはずなのに、メディアは与党のやることは常に悪と報道しますから世間では改憲=悪と見ている人が多いようです。「改正」という言葉が成り…

損して得取ることはあまり無い

多くの事業主の方々や営業担当の方々が苦心惨憺するのが新規開拓です。仕事というのは待っていれば来るわけではなく企業を存続させるためには外に撃ってでなければなりません。ここがルーチンだけで済む企業(つまりは発展する必要性が無い)や、黙っていても…

垣根の高さ

垣根という言葉自体が最近ではあまり聞かれないとは感じますが、昔は多くの家が垣根で囲まれていました。高さはせいぜい腰から胸程度で、庭で洗濯物を干す主婦や植木に水をやるお爺さんと眼があうと知らない仲でも目礼を交わし、知り合いであれば立ち話に花…