この期に及んで

必要の無い非常食の買いだめ、買占めに走ったバカ、ガソリンが無くなるという風評に振り回され、3時間エンジンを止めずにガソリンスタンドに並んだバカ、被災地の店舗から様々なものを盗み出した人非人、それらがちょっと一段落した様子は見えますが、まだまだこの災害は続いています。連日、エラい先生方がブラウン管の向こう側で異国の出来事のように評論をしていたり、無理矢理悲劇を演出したりしているのにはうんざりしていますが、もっとダメなことがこの国でおこっています。

昨日、とある駅前を歩いていると長蛇の列。所詮は買占め乞食の行列だろうと思いつつその先頭を見ると、なんとパチンコ屋です。これだけ節電が訴えられ、被災地の悲惨な光景がブラウン管に映し出されている最中、我が国に仇為すテロリスト国家の資金源となる亡国の遊技場に献金しようとしているバカが列を成しているのです。計画停電とやらを架され、「これも被災地で苦しんでいる人達のためだ」と善意で我慢しているというのに、そんなバカが何万、何十万も存在しているとは、電気の無駄遣いにもほどがある・・・思わず「この非国民め!」と叫んでしまいましたが、その列の人達は私を「このキチガイめ!」とでも言いたげな表情で眼を合わせないようにしていました。

そんなならずもの国家から何千万円だかの義捐金が送られてきたと声高に報道されています。ありがたいことかもしれませんが、それはパフォーマンスに過ぎません。その原資はパチンコや某携帯電話会社によって我が国の国民が騙し取られた何十兆円という金額からみたら、爪の先、髪の毛一本程度のものでしかありません。そして、また、日々、このバカどもが彼の国に献金をしているのかと思うと涙が出てきます。

プロ野球が槍玉に挙げられ、東京ドームでのナイター開催で何千戸分の電力消費量だと言うのなら、この非常事態にパチンコなんぞという電力消費をする亡国遊戯を一時的に禁止するくらいのことができないバカ内閣にはほとほと愛想が尽きるというものです。約90年前の震災時、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という風評被害がとんでもなく広がりましたが、今回は、井戸に毒を入れる以上の悪事を我が国内で行っているに等しく、実は、我が国の国民の中にいる多くの愚民がそれを喜んで支持しているということを一人でも多くの人に気づいて欲しいものです。