このヒトゴロシどもめ!!

我が家では、育ち盛り(?)の高校生が2人、そして、育ち盛りの老人である私(単なる大飯喰い?)がおり、牛乳の消費量が多分、一般家庭と比較すると異常に多いと思われます。私の家庭での役割は、ほぼ毎日、帰宅途中のドラッグストアで1リットルの牛乳パックを2本購入することでして、お陰さまで、ポイントカードなるものの存在を知ったなどというところでもあります。しかしながら、例の地震発生以来、そのドラッグストアが大変なことになっています。当然、一般の小売店だろうとスーパーマーケットだろうと同じ状況にあります。

何故かどのようなお店を覗いても、生鮮食料品はいくらか残っているのに、パン類、カップ麺、レトルト食品のような、昭和時代で考えれば非常食に近いものや、トイレットペーパー等が全く無くなっています。如何にも品の無さそうなババァ達が、「これじゃあ私達に死ねと言っているようなものね・・」とか会話を交わしていました。

今、被災地ではそういった非常食を必要としているんです。多少の停電の危険性があろうとも、こちらでは少しばかり不便だというだけで、調理はできるだろうに。そしてそういう連中が買い占めたものはきっと台所の片隅で陽の目を見ず賞味期限切れになっていくのです。連中にとっては、少々の金銭的損失ですが、その買い占めた非常食が被災地の方々の命を奪っている可能性があること、いや、実際に物資が不足しているんですから、その命を細らせていることは必至であるということに気がついているのでしょうか。

この「買占め乞食」達はそうやって堂々と人殺しをしようとしています。関東地方では物資は不足していないんですから、人殺しになりたくなかったら、数日間、冷蔵庫の中のものでも整理して生活したら如何ですか?買占めに使おうとしていたお金のごく一部、いくばくかの募金をするとか、節電をするとか、見えないところで被災地復興に協力してこそこの美しき国の国民である証でしょう。前述のババァ達に、そのようなことを言いかけたら、「あらあら・・・こういうときは変な人が増えるのねぇ・・・」と言いながら逃げていきました。変な人で結構ですよ。ヒトゴロシよりは。