さて・・・総選挙です

メディアが「すぐにでも解散総選挙」と囃し立てるのに耐え抜いた与党がそろそろよろしいか・・・と解散総選挙になりました。思えば、2005年9月から46ヶ月間続いたなどというのは少なくとも平成になっての最長記録。その間、総理が3回代ったと野党の方々が言いますが、実はその間、民主党の代表は4回代っている等々の議論もあります。いずれにしても、衆議院がいつの間にか小学校の学級会レベルとなり、「あそう君はいけないと思います」という人達と「はとやま君はいけないと思います」という人達が言い合いをしている程度にしか見えないと、高校一年生の我が娘が申しておりました。

街角評論家としては、ここはやはり、議席予想などをしてみなくてはいけないと考え、私なりの数字を提示いたします。総論としては、メディアの皆様が仰せの通り「政権交代」なる現象が起こるとは思いますが、世間が言うほどの凄いことにはならないでしょう。私の予想は;
自民党   180〜210  
民主党   210〜230
公明党   30〜34
国民新党  8〜10
日本共産党 10〜15
社民党   6〜8  
その他   5〜15
あくまでも、昨今流行の言葉で言えば「ざっくり」とした予想です。

多くの人は民主党単独過半数と仰せですが、そんなに甘くないのが「オラが村のセンセイ」でしょう。都市部では圧勝しても、地方ではまだまだ自民党が強いはずです。また、民主党の方々は自民党以外は眼中に無く、「政権交代」ばかりを訴えておりますが、既に「自民党民主党も信用できない」などと言いまくっている泡沫政党も出てきていますから、私の予想では、平沼一派、渡辺一派他の「その他」が議席を増やし、また、それ以外でも共産党やら社民党やら国民新党やらの議席も増えるだろうと想像しています。新党日本なる政党はあまり論点にならないと考えております。公明党、選挙区をしっかり固めていたとして、あとは比例区での微妙な増減に関わるでしょう。

さて、この数字・・・あくまでも「当たるも八卦、当たらぬも八卦」です。まあ、私の知り合いで、前回の議席と自民-民主が逆転するなどと不思議なことを仰る自称有識者の方がおられますが・・・民主党が単独で300議席をとるなどということは、どう考えても不可能。別に、そうなったらそうなったで、それもまた国民の選択ですね。いずれにしても、大切なのは、「投票に行くこと」です。世の中の「政治が悪い」と叫んでばかりいるくせに「選挙なんか行かない」と豪語している愚民が1人でも減ることが何よりも大切です。貴重な一票、自分の意思で、候補者なり政党なりのマニフェストをしっかり読んで、自分の未来に投票しましょう。