アイドリングストップ

21世紀に入った頃から地球環境とか100年後のためにとかが取り沙汰されるようになりました。遅きに失しているところでしょうが、人類が勝手に「万物の霊長」なんぞとおごっていたことを反省し始めたということでしょうか。私自身も環境をどうのこうのという考え方には同調すれどこれといったことをやってこなかったのが今日までのことです。

そのような中、昨年、アイドリングストップということを知り、実践するようになりました。俗説なのかもしれませんが5秒以上停車するならアイドリングストップしたほうが効果的であるという話を聞き、信号待ちのたびにエンジンを止めてきました。当初、信号が青に変わってからぐずぐずしていて後の車にクラクションを鳴らされるなどのこともありましたが、最近ではすっかり慣れ、何の障害も無く行なうことができています。

加えて言うならこれは自分にとっての節約にもなっております。ガソリンを満タンにしてから都度アイドリングストップを実践する回、しない回を設定し、10回ほどデータを取ってみたところ、約8%の節約という数値がでました。一部の知人によると、バッテリーに負担がかかり、結局損をするとのことでしたが、仮にバッテリーの寿命と見合わせて計算しても間違いなく得であることが雑駁な計算ながらわかりました。

そういう訳で、これは「地球環境にもやさしく自分の経費削減にもなる」という結論に達しましたので、多くの皆様にお奨めしております。最近では、時々信号待ちのたびにエンジンをかけている人を見かけるようになりました。まあ、身近なことからはじめる環境問題対策と家計防衛対策であります。