女子の制服はスカートを廃止せよ

昭和時代、女性は必ずスカートをはく人種であり、一部のハネッカエリと、給食のオバチャンだけがズボンでした。あくまでも極論です。然し、ズボン(敢えてパンツなどと呼ばずにこの表記で行きます)をはいているとちょっと反体制なのかはたまた格好良いのかのいずれかであったと思います。時代の流れでしょうか、最近ではいわゆるリクルートスーツもズボンが増えているようで、助平な中年オヤジは不機嫌になるべきなのでしょう。とはいえ、私は、この風潮は良いことであると考えております。

少なくとも我が社の女子従業員にはその勤務時間においてはズボンでいるようにと申し付けております。理由は簡単で、スカートを着用している場合、下着が見えるのではないかと気にする分の無駄が存在します。また、その長短に関わらずちょっとした荷役作業(我が社ではあまりありませんが皆無ではありません)が発生したときの作業性が実に悪いと思います。

そもそもスカートというのは何故あのような形状なのかを考えてみれば、所詮は男尊女卑の延長線上にあり、女性の行動を制限し、且つ、その中に手を突っ込みやすく男性の欲望を満たしやすい構造になっています。今時の女子高校生など、ほとんど下着が露出するであろう丈までスカートを短くし、オスを誘う行動に出ておりますが、要するにこれは女性が男性を引き寄せるための道具でしかありません。それを見て鼻の下を伸ばしているのでしょ?と問われますが、私はむしろそのような頽廃的なガキ共の行為を愚行としてしか見ておらず、連中が使う「かわいい」などという感情は一切無く、むしろ「グロテスク」に近いものを感じております。

異性を意識し、誘う行動に出るのは不特定多数を相手に行なう必要はありません。「この人こそ」という男性とのデートの時だけミニスカートでもはいていけば良いではないですか。それ以外のときは、作業性が良く、安全性(歩行時においても、対性犯罪という観点からも)の高いズボンでいれば良いではないですか。そういった意味で特に中学、高校などの女子生徒の制服はスカートを廃止し、ズボンにすべきではないかと考える次第です。