いっそのこと素っ裸で歩いたらどうだ!

風薫る5月ともなると街行く娘さん達が身にまとっているものがどんどん少なくなります。冬の寒い日でも妙に短いスカートを穿き、必要以上に足を露出している売春婦紛いの娘さんは多く見かけますが、夏が来ると町中が娼婦のパレードと見紛うばかりの風景に化していきます。中年のオッサンとしては喜ばしいと考えるべきなのでしょうが、私はへそまがりですので、この季節からが我が国の忌々しいシーズンであると感じております。

そういう売春婦のできそこないオンナ達は本能的に雄を誘う行為に出たがるくせに、本当に自らを苦界に落とし「春をひさぐ」という「正しい売春婦」の皆様とは違い、集められるだけの雄の視線を集めておいてそこから取捨選択するという身勝手な考え方を持っております。ましてや、連中の言語で言うところの「無理」に属する男性に対してはチラっと見ただけでもセクハラであると騒ぎ立てます。まあ、そういう馬鹿女が絶滅しない限り、カルト的に女性の権利を主張する人達も日の目を見ることが無いという意味で、女性の敵は女性であります。

どこの会社でもそれなりの社則が存在するでしょうが、我が社では採用の際に男女を問わず「肩、腋の下、臍の見える服装を禁ずる」という条項を加えております。仮にアフターファイブにそのような格好をしたいのであれば着替えを持参せよと申し付けます。社内恋愛は禁止いたしませんが、社内における性的挑発行為は禁止しておりますので、その延長線上です。肩はまだしも腋の下や臍が見えるということは解釈によっては「私とセックスしませんか?」と言っていることであり、不要な性欲を煽るものでしかありません。違うと仰る方がおられても、少なくとも我が社においては私がルールですので、そう決めております。

セクハラの定義が女性優先で決められておりますが、男性というものはいつでもどこでも欲情してしまう情けない生き物であることも事実のはず。その性欲を理性が押さえているから人類としての最低限のマナーで処構わず女性に襲い掛かることをしていないだけでしょう。まあ、既に枯れかかっている世代の私ですから、街中の娼婦もどきを見てもさほど欲情いたしませんが、若い男性諸君には気の毒でなりません。極論ではありますが、「そんなに見せたいのならいっそのこと素っ裸で歩いたらどうだ!」と言いたくなります。少なくとも私はそういう馬鹿女が素っ裸で歩いていても、襲うことも無く通り過ぎますし、そちらが主張する「寄るな!ジジィ」の範疇であることも十分理解しておりますから。